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キーボードを叩くだけのお仕事をしている人のブログ

LINE BOT AWARDS

皆さんは「ハッカソン」という言葉を知っていますか?僕は知っています! 「ハッカソン」とは「ハック」と「マラソン」の組み合わせの造語でエンジニアが技術とアイデアで競い合うイベントの一種。建築ならコンペと呼ばれるものに近いと思います。最近では色々なハッカソンイベントが開催されており、ヤフーやグーグルが定期的に社内ハッカソンを開催したり、オープンに参加者を募るイベントも多数開催されています。

ハッカソンは単なる開発コンテストとは異なり、「数時間でサービスを作り上げ、壇上で聴衆にプレゼンする」という超短時間勝負のルール。ひとつの空間に集められた参加者たちは、思い思いにチームを組んでアイデアを出し合い、意見を交換しながら徹夜でプログラミングを行います。そしてプレゼンでもっとも支持を集めたサービスが優勝!マラソンというだけあって、精神的にも肉体的にもとてもキツいイベントです。

昨日、LINE BOTを作るハッカソンに参加しました。株式会社LINEが開催している『LINE BOT AWARD』に取り組むためにエンジニアで集まって「とりあえず何か作ってみようぜ」というのが趣旨のハッカソンです。

「LINE BOT AWARDS」 qiita.com

今回のハッカソンで色々デモを作っている方々がいました。まだAPIが公開されたばかりなので、手探りな感じはありましたが、既にすごいアイデアもありました。その中でも僕がいいなと思ったBOTは「都道府県クイズBOT」。日本の都道府県が出てきて、ある都道府県の一部だけに色が塗られており、その都道府県を当てるというシンプルなBOT。おそらく作るのもそんなに難しくないのですが、「息子が小学生で都道府県の勉強しているから作った」とおっしゃっており、「誰かのために作る」というのはとても良いなと思いました。

自分の開発したアプリで人の役に立てるというのは、素晴らしいことだと思います。たとえそれが1人のためでも、役に立っている人がいるなら、それはアプリとして役割を果たしていると思います。

自分が作ったボットを友達や家族が使いながら、笑ってくれている。「これいいねー!」と言っている。そんな姿を想像しながら僕はBOTを作ろうと思います。誰も思いつかないスーパーアイデアはなくて、周りの人たちの暮らしを少しだけ幸せにするアイデアです。

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