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キーボードを叩くだけのお仕事をしている人のブログ

計画力とアドリブ力

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友人の結婚式があり、福岡に行ってきました。

結婚式にはいつもカメラを持っていきます(SONYのα6000)。これまで何十回か結婚式で写真を撮影してきました。写真って、上手く写ろうとしてない(かまえていない)姿の方がいいですよね。

集合写真は撮影前のワイワイと皆んなで並んでいる瞬間が、一番良い写真が撮れると思うんです。良い写真の定義は人それぞれですが、僕は話している会話が聞こえてくるような写真というか、そういうライブ感のある写真が好きです。ぶれていても、粒子が荒れていても、良い写真には素直な気持ちと愛情があると思います。

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話は変わって、結婚式でぼくは二次会の幹事を任され司会と進行を担当しました。僕はあがり症で、人前で話すのが苦手で、緊張して体温が2度くらい上がり額から汗が吹き出ます。物事を得手不得手に分けるとしたら、司会進行は間違いなく「不得手」の部類に入ります。

BGMや映像や音響機材(ギター、マイク)などの準備と用意は、バンドをやっていたこともあり、すんなりとできるんですが、当日に起こるトラブルには対応できません。計画していること、練習していることはできるのですが、予定していなかった事態が起こったときのアドリブ力が皆無なのです。28年間生きてきて、そういうタイプだということが最近やっとわかりました。

一緒に司会・進行を担当したのは、抜群のアドリブ力がある友人。ゲームの司会をしているときに、彼のアドリブ力が炸裂してお互いにハマる瞬間がありました。その瞬間からパッと道が開いて、ゲームは大盛況に終わりました。たかが二次会の結婚式で大げさかもしれないんですが、道が開く瞬間というのが確かにありました。

仕事でもスポーツでも、人と一緒に何かをしていると、自分が普段だせないようなパワーを出せたりする瞬間があります。ありますよね?ありませんね。すいません。でも確かにあるんです。結婚式の二次会で友人のアドリブ力がカチッとハマり、全てが計画通りに盛り上る瞬間、とても清々しい気持ちになりました、というお話。

結婚おめでとうございます!! 末長くお幸せに。

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