あたらしい働きかた
長く携わっていたプロジェクトを9月末で離任しました。 ここでのプロジェクトではたくさんの学びがありました。お世話になった方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。
プロジェクトの離任と合わせて、会社も退職しました。 そして10月から新しいプロジェクトにアサインし、そして働き方も変わりました。 大きく変化があったので、その備忘録として、書き残しておこうと思います。
仕事の要素
僕の好きなライターさんの記事に『仕事の要素』には以下の3つがあると書いていた。
人(人間関係)
金(賃金)
やりがい(仕事における自己実現)
この3が揃うことは、ほぼない。
2つ揃えばいい方。
1つだったら結構まずい...。
0だったら即効やめたほうがいい。
とのこと…。
自分はどうだったか?
『仕事の要素』の中で「人」と「やりがい」の2つはあった。だから良い職場だったと思います。しかし、この3つの『仕事の要素』にはプライオリティがあって、それは年齢と共に変化していくものだと思います。
転職した理由
ブログに書くようなことではないかもしれないのですが、30歳が目の前になると『お金』の優先順位って結構高いと思うんです。28歳にして、やっとこれからのこと(結婚とか貯金とか税金とか年金とか...金にまつわるあれこれ)を考えるようになったんですよね。これは僕の中での価値観ではあるけれど、お金のことを考えれば考えるほど、『好きなことだから給与が安くてもいい』という考え方をできなくなるようになりました。もう、そういう年齢ではないな、ということを強く考えていました。
お金のこと意外ではとても恵まれている環境でした。プロジェクトは安定していたし、おもしろい仕事を任せてもらえたので、転職せずに今いるところで地道にやってく方が結果いいということはないか?とか、転職をせずに転属をするという方法もあるがその選択肢は自分の中でアリなのかナシなのか?なども色々と思考しましたが、自分なりに考えた結果、会社を辞める決断をしました。
転職したときに準備したこと
今回の転職活動はかなり本気でした。自分でも若干引くくらい大真面目にやりました。
7月くらいにお話しさせていただいた、エンジニアの方に色々とアドバイスをしていただいた。その方のブログが転職活動をするときにとても参考になりました。転職活動をする前に、まずは転職のあれこれをリスト化した。
- 給与はいくら欲しいか
- どういう職種がいいか
どういう働き方がいいか
転職したらそれは改善されるか
- 職場環境に求める条件
- 今の職場の不満は何か
もし同じ問題にぶつかったらどうするのか
今までどういう仕事をしてきたか
- アーキテクチャはどうなってたか
- プロジェクトで何をしていたのか
- 何人のチームだったか
どのポジションだったのか
自分が面接官だったら、どんな人に来て欲しいか?
- そして、その会社に自分は必要か
などなど、『なぜフジワラは転職するのか』を明示化した。 それからいくつかのエージェントに登録して、転職活動をはじめました。
そして、いくつかの会社から内定をいただくことができ、 自分自身でも納得できる仕事が見つかり、10月から働くことになりました。
あたらしい働きかた
10月からフリーランスのエンジニアとして働いています。超不安です。会社員だと収入は定期的に入ってくるし、社会的信用もあるし、保険も年金も担保されているし、若いうちは勉強できる環境は整ってたりするし。やっぱりサラリーマンって最高だと思います。
それに比べて、僕みたいな若いエンジニアが会社を辞めるってリスクしかないと思うのですが、30歳を前にチャレンジしてみたかった。エンジニアとしてもっと成長できる環境に飛び込んでみたかった。そして、まだ知らない技術を習得したかった。自分自身で責任を負って働きたかった。
僕はこのエンジニアとしての仕事がとても好きで、頼まれなくても喜んで残業するくらい楽しいし、何時間も椅子に座ってわからないとこを永遠と悩むこともそんなに苦痛ではないし、はやく月曜日が来て欲しい。といったら、少し気持ち悪いんですけど、もっと仕事できるようになりたい。
と、いろいろと思考すると、この働き方が自分に合っているのではないかという結論に至りました。
スタートしたばかりで、うまくいかないことのほうが多いとは思いますが、 今後もコツコツとひたむきに、頑張っていこうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
フジワラ ユウタ