30歳
10月29日に30歳になりました。
僕の親は60歳なので、僕と同い年のときに僕が生まれたと考えると、なんか感慨深いですね…。本当にありがとうございます。感謝しております。
30歳の自分はどうかというと、仕事もそれなりにうまくいっているし、お金ももらえるようになったし、別に不幸でもなければ、幸福でもなく、かといって今の自分に満足しているわけでもないというか。でも何をしたら満たされるのかもわからないので、とりあえず現状維持…。なんかここ最近そんな感じでした。『お前は本当にこのままでいいの?』みたいな。全然良くないんですけど、何をしたらいいのかわからない日々が続いていました。仕事もそれなりに…(最初に戻る)
そんな毎日を過ごしている中で気づいたことことがありました。このままだと10年後、絶対に後悔するということに気づいたんです。それに気づいた途端、猛烈に焦ってしまい何をすればいいの?どうすれば後悔しないのか?みたいなことをかなり真剣に考えました。自分でも若干引くくらいに悩み考えました。
結局答えみたいなものは出なかったんですが、10年後に後悔しないためには、1日1日本気を出すしかないという答えが出ました。毎日100%出し切っていれば、日々に後悔することはないし、もし失敗したとしてもそれは確実に積み上がっていくし、失敗ではなく『チャレンジ』したということにもなる。100%出せずに1日を終えてしまうと、なんか不安になってしまうんですよね...。 千原ジュニアさんが「どんな日でも、充電ゼロで家に帰りたい」と言っている記事を見つけたのですが、僕も仕事が終わり充電が60%くらい残っていると「あれ、おれ今日仕事してた?ちゃんと生きてた?」みたいな、ことを考えることが多々ありました。これが積み重なると良くないと思うんです。10年後に後悔しないために1日1日本気を出そうというのが、僕の直近のテーマです。
なぜ、こんなことを書いているかと言うと、最近読んだ本がありまして。その本がめちゃくちゃ面白くて感動して刺激を受けたのです。
- 作者: 川田修
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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軽く本の内容を話すと、27歳のさえない保険の営業マンが、1ヶ月の間メンターに指導してもらい、その影響を受け劇的に変わり売れる営業マンになってゆくという物語。自己啓発本を物語にして書いているような普通の本です。
本の中のメンターの言葉で『君はまだ本気になっていない。若いうちは本気で仕事に打ち込む時期があってもいいと思うんだ。君の場合は、その時期が今かもしれない。本気になってみようぜ』みたいなシーンがありました。この本を読んでいて心臓の鼓動が早くなる瞬間が多々ありました。それはたぶん今の自分が、本の主人公のように本気なれずに、どうすることもできずに、何か成し遂げたいけれど、何者でもないし、何もできていないという、状況下にいるからだと思います。
Twitterでは『そんな上司はパワハラだ、辞めちまえ』とか言われるかもしれないんですが、今の自分には確実に響きました。
僕には特別なメンターはいませんし、厳しい言葉をかけてくれる人もいないのですが、もしそのメンターと一緒に仕事をすることがあるなら、きっとこんなことを言うはずだ。
1年前の君は、フリーランスになったばかりで、今よりもずっと本気になっていた。あの頃は良くも悪くも仕事のことしか考えてなかったけど、きっと成長を感じていたはずだ。まぁ、結果としては大失敗したけど、あの時はチャレンジしていたし、フリーランスとして大切なことを学ぶことができたと思う。
今の君はどうだ?モヤモヤした気持ちを抱いて、大したチャレンジもせずに、現状に満足しているんじゃないのか?毎日に本気になれていないんじゃないのか?本当にそれでいいのか?もっと上を目指して成長したいのであれば今日1日だけでいいから、本気を出してみようぜ。それができたら次の日もチャレンジしてみよう。疲れたら休めばいい。だけど自分が本気になれているかどうかを常に意識するのは忘れちゃだめだ。10年後を語るのはそれからだ。
Edward Hopper American, 1882–1967