人生の秘伝、チェックポイント
食べ物おいしい?
食べ物の味を、ちゃんと感じてる?
朝起きると楽しい?1日が楽しみ?
夜寝るとき、気持ちいい?
友達が前から歩いてきます。
楽しみ?面倒?
目に映る景色がちゃんと心に入ってきますか?
音楽は?
外国のことを考えてみて。
行きたい?わくわくする?それとも面倒?
明日が楽しみですか? 3日後は?未来は? わくわくする?憂鬱? 今は?今をうまくやってる?
自分のこと気にいってる?
上の文章はアムリタという小説の主人公、朔美の母の「人生の秘伝、チェックポイント」というもの。気分が俯いているときというのは、この質問がたいてい『NO』になっている気がします。
元気を出そうと友達に会って、ご飯を食べてみたりするんですが、「なんでそんなにテンション低いの?」と言われたりして、さらに気分が落ち込んでしまったりしますよね。しませんよね。すいません。
モヤモヤの止まらない毎日を打破するために、僕がすることは「何もしない」ということ。たとえ無理をして頑張ってみても、こういうときは何をしても駄目なんです。「何をしても駄目だ」と割り切って、静かにしておくのがいいんです。溺れないように、水面から顔だけはだしておいて、また元気になってきたら水面から出ればいい。まだ12月だ。そんなに慌てるような月じゃない(と、思い込ませる)。
毎日ニコニコと笑っていたい。出来る限り綺麗ごとを言い続けて毎日ニコニコを笑顔でいたい。そのために歯を食いしばって、水面から這い上がるのだ。遠回りかもしれないけど、ここで取りこぼしているものを丁寧に拾ってみよう。そこから何かが見えるはずだ。
落ち込んでいるときに、靴をピカピカに磨いても決して何も変わらないという話。